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これで解決! 今さら聞けない肥料の話 基本編

  • 2018-02-14
  • 2019-10-19
  • 肥料
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肥料の成分

肥料にはいくつもの種類がありますが、その中でも必須要素と言われているのが

「肥料の三要素」

N(窒素)・P(リン酸)・K(加里)と言われています。

この三要素をバランス良く作物に与えることが大切になってきます。

下の表を見るとわかりやすいので、ご覧ください。

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引用 : アイリス家庭菜園ドットコム

窒素(N)  : 葉・茎の成長に欠かせない成分。生育を促進し、植物を大きくする効果があります。

リン酸(P) : 花や実などのに欠かせない成分。根の生育の促進にも。

加里(K)  : 茎や根の成長に欠かせない成分。

その他に「鉄」、「マンガン」、「ホウ素」など微量要素などがあります。

微量要素は、沢山は必要ないですが、作物の生育には必要な成分です。

化成肥料とは?

化成肥料には、N(窒素)・P(リン酸)・K(加里)の成分含有率の合計が15~30%未満の肥料が「普通化成肥料」といい、30%以上の肥料が「高度化成肥料」といいます。

例えば、N5-P5-K5は足すと15%なので普通化成肥料

N14-P14-K14は足すと42%なので高度化成肥料

となります。

高度化成肥料は、成分量が多いのでやりすぎに注意して使用してください。

肥料もいっぱいやったからといってやった分作物が育つわけではなく、肥料過剰も作物の生育には良くないので注意が必要です。

元肥と追肥をバランスよく成長を見ながら与えることが重要です。(毎年、その日の天候が必ずしも一緒とは限らないですし、気温にも左右される場合があります。)

ちなみに「10-10-10」という数字とはその成分が「何%で何g」入っているかという記載になります。

例えば「13-10-8」というの肥料があるとすれば、

チッソ(N)が13%、リン酸(P)が10%、カリ(K)が8%の成分量が入っていることになります。

1㎏の袋の中に=Nが130ℊ、Pが100ℊ、Kが80ℊとなります。

5㎏の袋の中に=Nが650ℊ、Pが500ℊ、Kが400ℊとなります。

10㎏の袋の中に=Nが1.3㎏、Pが1㎏、Kが800ℊとなります。

20㎏の袋の中に=Nが2.6㎏、Pが2㎏、Kが1.6㎏となります。

(間違っていたらごめんなさい(;^_^A)

成分バランスタイプ

成分バランスにはいくつかのタイプがあります。

8-8-8や10-10-10の横並びの「水平型」

12-17-12や5-10-5のリン酸が多い「山型」

16-3-13や10-2-8の逆にリン酸が少ない「谷(V)型」

その他にも20-10-10のチッソが多い「L型」

などがあります。

家庭菜園などで使う場合は、ホームセンターなどに行くと種類がいっぱいありすぎてどれが良いか迷われることもあると思います。

そういう場合は、「5-5-5」、「8-8-8」、「10-10-10」など水平型の肥料がバランス良く配合されているので使いやすいと言えるでしょう。

その他、作物別の専用肥料(野菜配合肥料や、果菜専用肥料、葉物専用肥料、根菜専用肥料)などたくさんあるのでそちらを使うのも便利だと思われます。

配合肥料とは?

硫安や過リン酸石灰、硫酸カリなど単肥肥料を混ぜ合わせたものを「単肥配合肥料」になります。

速効性があり、元肥・追肥共に使えます。

形状は粉末の物になります。(最近では単肥配合は置いてあるところは少ないかな)

一つ一つが単品で置いてあるので、自分でブレンドしてやる方もいます。

デメリットとしては、混ぜ合わせることにより吸湿性が高くなり固まりやすいということ。

上記で紹介した肥料を粒状にして混ぜ合わせた肥料を「BB肥料(バルクブレンド肥料)」と言います。

欠点らしい欠点はなく、粒状で使いやすい点があげられます。

単肥肥料に油粕や骨粉・魚粕・かにがらなど有機質肥料を混ぜ合わせたものを「有機入り配合肥料」といいます。

その他にも緩効性肥料入り化成(IB肥料とかCDU肥料)や被覆複合肥料(コーティング肥料)など速効性もありながら肥効期間が長く効く肥料などがあります。

最近では「一発肥料」と言われていたりします。一発肥料には、水稲用や野菜用(野菜全般やねぎ一発肥料・ナス一発肥料)など種類も多く、肥効効果期間も100日タイプや120日タイプなどがあり追肥する手間が省ける点も魅力的です。

チッソ成分が(硫安なのか尿素なのか油粕なのか)何が使われているかによって速効性肥料だったり緩効性肥料だったり肥効特性が違ってくるので後ろの保証登録を見るのも良いかもしれません。