遅くなりましたが馬鈴薯を今年も植えました。
今年は、「いんかのめざめ」と「男爵」を植えました。
まずは植える前に畑を整備して畝をつくりました。
この畑の準備がいつも大変です。冬の間何もしていなので土は固く機械を持っていない私はスコップで毎回掘り起こしを繰り返し土を柔らかくすることから始まります。
その後、肥料(適当)やら土壌改良材(今年はゼオライト、バーミキュライト、赤玉土等々)を撒いてもう一度スコップで掘り起こし畝を作ります。
じゃがいもはいつものごとく切るのがめんどくさいのと植える面積が少ないのでそのまま一個を植えました。
今年は、間隔も写真のとおり狭く植えることにしました。後は、土をかけて水をたっぷりかけて終了です。
植える際に私は特に何もしません。芽は沢山でてきているものを選んでるので心配ないですし、植えた時期も4月の後半なので気温も地温も高いのでそこも心配いりません。
最近は、中が黒くなる「黒色芯腐れ」が多いと言われていますが、朝晩の寒暖の差があると馬鈴薯が急に動きはじめたことにより窒息して出やすいと言われています。そして暖かくなってきた3月頃(植えようと準備する時期)が一番危ないらしいです。芽を出そうとハウスの中や3月の急に暖かい日に太陽に直接当てたりすると馬鈴薯がびっくりしてなるそうです。
昔はそれでも良かったのかもしれませんが、温暖化の影響なんでしょうかね。昔と今は違うのでみなさんもなったことがある方は気を付けて保管してください。
ちなみに、私はいつも少量ですし置く場所も無いので買ってきた馬鈴薯は玄関の端に置いてます。時期が来ると勝手に芽が出てくるので、心配したことがありません。
2019.5.13(月)の様子
植えたのが4/24なので2週間とちょっと過ぎたころの様子です。順調に育っています。茎を見て太いものを2本残し後は芽かきをし土寄せをしました。芽が多すぎると小さいのしか出来なくなるので大きいのを作りたい方は1~3本だけ残して作ると良いと思います。
2019.6.10(月)の様子
仕事が忙しく全然面倒を見ていないうちにわさわさになってました。
植えたのが丸々一個なので色んな所から芽が出てきたことと、今年は間隔を狭く植えてるので余計にわさわさしています。
これから梅雨の時期になりますので疫病の予防とついでに殺虫剤もかけました。
殺菌剤は、「ダコニール1000フロアブル」
殺虫剤は、「ダントツ顆粒水溶剤」
をかけました。
どちらも作物の登録範囲が広いのでおすすめです。
この時期は、疫病が出やすいのでちゃんと予防しないと収穫した馬鈴薯にも影響しかねないので予防は大切です。
馬鈴薯以外にもトマトやきゅうりにも「疫病」や「べと病」が出る季節です。
ダコニール1000フロアブルは「予防剤」としてとてもいい殺菌剤ですが、
予防、治療を含め特におすすめの殺菌剤は、
「ザンプロDMフロアブル」です。
二つの有効成分で、疫病・べと病の生活環のほぼ全てのステージを強く阻害します。葉面ワックス層に対して高い親和性を有することで、高い耐雨性および残効性を示します。浸達性を有し、治療的効果も有します。
べと病や疫病に対して優れた予防・治療効果があるベンチアバリカルブイソプロピルと、幅広い病気に予防効果があるTPNを配合した殺菌剤です。
作用性の異なる2種類の殺菌成分で、効果的に病気を防除します。
植物体に成分が染み込む「浸達性」があるので、降雨などで有効成分が流されにくく、効果が持続します(トマトの疫病には散布21日後でも効果が持続していることを確認しています)。
顆粒タイプなので希釈の際に粉立ちが少なく扱いやすいです。
ホームセンターでも比較的置いてあると思います。